忍者ブログ
『兵庫県神道青年会』とは、兵庫県内の40才未満の青年神職によって構成されております。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

神社の神主さんにも役職や身分制度があります。神社の一つ一つが会社と考えると、社長は宮司になります。取締役には責任役員が当たります。権宮司と言う宮司を補佐する(ほとんど副社長)役職がありますが、取締役ではなく、統括役のような物です。その次が禰宜となります。ほとんどの神社は宮司の次に禰宜がきます。(権宮司は居ません。)そして、権禰宜と言って、禰宜を補佐する役職があります。しかし、神主さんが一人しかいなかったり、ある家の主人が代々の宮司さんをしている場合は、神主イコール宮司であり全国的にはこのようなケースの方が多いようです。又、この役職の他に、神社本庁が定める神主の身分があります。これは神主の袴の色でわかります。上から特級(白色で藤の丸紋がついてます。)、一級(紫色で藤の丸紋がついてます。)、二級上(紫色で藤の丸共緯紋がついてます。)、二級(紫色で紋なし)、三級・四級(浅黄色で紋なし)となります。ほとんどが浅黄色の三級・四級の神主さんです。
PR
社格と云う言葉があります。祭祀上、特に重んじなければならない神社・崇敬上、特別な扱いをしなければならない神社など、これらが国家の制度や、慣例として樹立されたのが社格と言われている物です。今日よく使われるものとして、式内社・式外社、大社・中社・小社、官幣社・国幣社、一宮・二宮等、勅祭社、総社、郷社・村社・無格社等があります。
神社にある建物(施設)の主な物としては、
・本殿 神霊の在す所。御霊代を奉安する。
・社務所 社務をとる場所。
・幣殿 幣帛を奉献する殿舎。
・祝詞殿 祝詞を奏上する殿舎。
・拝殿 奉拝のための建物。祭員・参列者が着席する殿舎。
・神饌所 神饌を調理し、格納する所。
・祭器庫 祭典の用に供する器具を格納する所。
・神庫 御祭神のお使いになる御神宝類を収納する所。
・神楽殿 お神楽を奏し、祈願を行う所。
・祓殿 修祓を行う殿舎。
・神輿舎 神輿を格納する所。
・その他
といろいろある。これらの建物の全てが揃っているわけではないが、神社にはおよそこれらの建物がある。この中で一番重要で、たいがい境内の奥にあるのが、御祭神がお祀りされている御本殿がある。
狛犬は、神社社殿の内外に守護の役目をもって置かれる霊獣で、向かって右側が獅子、左側で角のあるのが狛犬 、獅子・狛犬一対を一般的に狛犬と呼んでいます。素材は、木・石・陶磁・金属で、本殿などに描かれることもあります。獅子は口を開け「阿」、狛犬は口を閉じ「吽」の表情をしており、初めと終わり、この世の一切の物事の原理を示すと言われています。守護獣としての獅子の起源は、古代オリエントにあり、エジプトのスフィンクスもルーツは一緒です。狛犬は高麗犬とも書くので、朝鮮半島が起源との説もありますが、その形態は、中国の思想上の動物で正邪を分かつ一角獣、カイチなどを当てたと見られます。遣唐使などによって日本にもたらされ、初めは鎮子(おもし)などとして宮中儀礼の調度として置かれました。その後、神社・寺院でも用いられるようになり、魔除の守護獣として鋭い眼光を放っています。
鳥居は、神様がお鎮まりになっている場所であるという神域の表示、あるいは神社の門などとして建てられています。その起源は、社殿の周囲の玉垣(たまがき)・瑞垣(みずがき)や透塀(すきべい)などに出入口として設けた門柱が様式化されたものと考えられており、名称の由来は、鳥の居やすいところ、通り入る、汚れを止める処など定説はありません。神社によって様々な型の鳥居の形がありますが、基本は、左右二本の柱の上に水平に笠木(かさぎ)をわたし、その下に柱を連結する貫(れき)を通した構造になっています。地図記号で神社を示しているのは鳥居であるように、鳥居は神社のシンボルであると言えるでしょう。
[1] [2]
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
兵庫神青会長日記
兵庫神青会長日記
ブログ内検索
アクセス解析
アクセス解析
忍者ブログ / [PR]
/ Template by Z.Zone