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『兵庫県神道青年会』とは、兵庫県内の40才未満の青年神職によって構成されております。
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毎年5月5日『こどもの日』の祝日は、昭和23年(1948)7月公布・施行の祝日法によって制定され、端午の節句、菖蒲の節句ともいいます。

端午の節句は、五節句の一つであり、男子の健やかな成長を祈る風習があります。もともとは旧暦5月5日に祝われましたが、今日では新暦の5月5日に祝われます。

旧暦では午の月は5月にあたり、この月の最初の午の日を節句として祝っていたものが、のちに5が重なる5月5日が端午の節句の日になったといわれます。
「端」とは「始り」という意味で、もともと「端午」とは月の始めの午の日のことでした。後に「午」が「五」に通じることから5月5日を「端午の節句」と呼ぶようになったともいわれます。

この風習は、3世紀の中国で始まったとされ、邪気を祓い健康を祈願する日とされ、菖蒲酒を飲んだりする風習がありました。菖蒲は邪気を祓う作用があるとされ、現代の日本においても菖蒲湯に入る風習が残っています。(※ここでいう菖蒲はサトイモ科に属し、普段観賞されているのはアヤメ科に属します)

鎌倉時代、「菖蒲」が「尚武」と同音であるなど、端午は男の子の節句とされ、男の子の成長を祝い健康を祈るようになりました。鎧、兜、五月人形などを飾り、鯉幟を立てて祝われます。鯉幟は中国の故事にちなみ、出世を祈願しています。

粽(ちまき)や柏餅(かしわもち)を食べる風習もあり、粽を食べるのは、中国の詩人屈原の命日である5月5日に、国家試験に不合格であったことを悔やみ身を投げた河に粽を投げ入れ供養したことが由来とされます。
柏餅を食べる風習は日本独自のもので、柏は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家系が絶えない」縁起物として広まりました。
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